プレイライフ株式会社 佐藤太一

6月 30, 2019
IT・メディア
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プレイライフ株式会社(https://play-life.jp/)

プレイライフ株式会社(https://play-life.jp/

ユーザーが実際に体験した、あそびの情報をプランとして投稿し、共有できるサイト「PLAYLIFE」を運営しています。

実名制による信頼性の高い情報なので、体験者でしか知り得ないノウハウや1日の過ごし方をトータルコーディネートした情報を得ることができ、遊びをもっと楽しく便利にするサービスです。

本日インタビューさせていただいたシャチョー

佐藤 太一(さとう たいち)

PLAYLIFE CEO/Founder

DJ/VJ、DeNA、Accentureを経て、2013年にPLAYLIFEを創業。

飲み会だけが遊びじゃない!大人が放課後に帰れる世界を創ります。

なんやかんや言っても、子供の頃の遊びが最強。

(1)遊びに人生をかける

創業までの経緯についてお話いただけますでしょうか。

はい、大学時代からお話しますね。

今思えば、大学時代に思いつく限りの遊びはしたと思います。DJやVJのセミプロとして活動したり、アメリカをスケボーで横断する旅をしたりとか。とにかく遊ぶことが好きでしたね。仲間4人と沖縄の無人島に出かけて、そこでリアル三国志という企画をやったことありますよ。

リアル三国志・・・想像もつきませんね笑

その後は、アメリカと日本の大学院を卒業し、経営コンサルティング⇨ネット系の企業で経営企画⇨経営コンサルティングという職歴です。この中でも、最後の経営コンサルティングをやっていた時が一番強烈でしたね。今では、労働環境もかなり改善されたと思いますが、当時私は月500時間以上働いていました笑

500時間ですか・・・ 残業時間100時間が過労死ラインと言われてますが・・・

そうですね。案の定働きすぎて、帰る途中駅のホームで倒れましたよ。このときの走馬灯が、自分の今までの“遊び”の思い出でした。これがプレイライフ創業のきっかけですね。『結局人間、最後は楽しい遊びの思い出を思い出す』と同時に、『遊びによって、友達や家族をもっと楽しませることができたら、後悔なく死ねるだろう』と思いました。遊びに僕の人生を賭けてみよう!と決めたのが今のプレイライフの発端です。意識が戻ってすぐ、看護師さんからペンと紙を借り、その場で事業計画を書いていましたね。

起業のきっかけが、走馬灯・・・強烈な体験ですが、その後はどのように事業を進められたのですか。

その後すぐ、一人でアメリカに行き、FacebookやGoogleの本社の前でアポなしで従業員の人に自分の事業計画について話をし、意見を聞いて回りました。そうするとなぜかTwitterの社内プレゼン大会に招待され、表彰されました。そういった手応えもあったので、帰国後すぐに資金と仲間集め、プロダクト作成に取り掛かりました。当時はコンサルで働いていたこともあり、かなり綺麗な計画書でコンサルの先輩に持っていったら、一喝されましたよ。『お前が本当にやりたいことは何だ。これじゃ全然ダメ。やりたいこと以外は全部切れ!』と。もともと浪費癖がすごかったのですが、その場で10枚以上あったクレジットカードにハサミをいれ、この事業だけに集中することにしました。(クレジットカードはハサミをいれても解約にならないと後で気づきました・・・笑)

また、仲間集めで大切にしたことは、「サービスに共感してくれること」。いくら有能でもサービスに共感してくれなければ、本当に良いものは出来上がらないんです。最初にお金の話をしてくる人は、こちらからお断りしてました。

そして最初の構想から2年かけてようやく「人・物・金」が揃い、プレイライフを始めることができました。

(2)人の原点にある楽しいワクワクする遊びの記憶に戻りたい。

プレイライフはデート、おでかけ、旅行のプランを実体験のプランとして投稿できるメディア、いわゆる「遊びのクックパッド」です。人の原点にある楽しいワクワクする遊びをしている時の記憶を蘇らせてくれる、そんなプラットフォームを作りたいと。

年を取るにつれて、時が流れるのが早くなったような気がしませんか?学生生活の10年に比べたら、社会人生活の10年なんてあっという間に感じますよね。毎日同じような仕事を繰り返し、あっという間に時が経過してしまっているからなんです。僕はこれを記憶の圧縮と呼んでいます。

1日の記憶を後から思い返すと、1秒もないくらいに感じますが、子供の時の記憶って結構残っていませんか?毎日、新しい発見、新しい遊びをしたり、いろんな人との出会いだったり。そういった、忘れかけていた本気の遊びを一つ一つ蓄積し、メディアとして見える化しようと考えたのです。

濃度の濃い経験を社会人になっても遊びを通して経験してほしいという思いが込められているのですね。プレイライフの面白さはどういったところにあるのでしょうか。

まずプレイライフの記事はすべてリアルな記事であることにこだわっています。実際にその場所にいって写真をとって記事が作成されています。つい最近問題になった記事の流用は一切おこなっていません。

また、遊びがストーリーとして構成されているのが特徴です。『地名』+『観光』や『デート』で検索すると、その地域のおすすめのスポットをまとめたサイトがでてきますよね。でもプレイライフでは、テーマや状況によって当日の流れまでをコーディネートする記事の掲載をしています。例えば雨の日のデートだったら、おしゃれなカフェで待ち合わせ、プラネタリウムに行き、博物館で時間を過ごした後、おいしいスイーツを一緒に食べるといった流れです。

こういったコンテンツの拡充もあり、ユーザー数は300万人を突破しました。

(3)地域創生とともに、様々な遊びとしてのソリューションを

順調に事業を展開されていますが、今後はどういった展開を考えられていますか。

昨年から地方創生のために地方自治体向けのサービスを開始しました。地域にはたくさん魅力的な場所がありますが、うまく伝えられていないのが現状。そこで我々がプレイライフを通じた発信方法を現地の方々に教え、その土地の魅力を発信してもらいます。その記事を見た地方外からの観光客がその土地に流入することによって、地方創生を目指します。1,724市町村のページをプレイライフの中に作りたいと思っていますし、これからのインバウンド需要を見据えて記事の多言語対応も済んでおります。地域の素晴らしさを、世界中の人に発信できます。

地方の良さを世界中に発信できるメディアですね。現地の人が発信する情報はリアル感がより増しますよね。

はい。この他にも、リアルな遊び経験を発信していくために、様々なことを計画していますので、今後のプレイライフを楽しみにしていてください。

(4)起業を目指す人へのメッセージ

起業を目指す方へアドバイスがあればお願いできますでしょうか。

私は好きなこと、命を懸けたいことで起業をしましたが、起業にはそれ相当のつらさや大変さがありますよ。それを味わってほしくないという気持ちは正直ありますね。

でも言えるとすれば、自分自身で道を切り開いていくので、生きていることをすごく感じることができます。サラリーマンとして働いていても、後から思い出したら1行の思い出にしかならないかもしれません。でも起業したらそれが1億倍になります。起業して濃い思い出を増やしてみませんか、と思いますね。

人生の思い出という資産を増やすには、起業は1つのいい手段ですよ。

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